教育普及
講座
紅ミュージアムでは、紅の歴史や文化、江戸時代の生活文化、収蔵品に関連した各種講座を開催しています。
講座・イベントページスクールプログラム
小学生・中学生・高校生対象のスクールプログラムとして、ミュージアムの見学・体験の受け入れのほか、レクチャーや体験を通じて「紅」を学び、日本の伝統文化や江戸時代の歴史に興味をもつきっかけづくりをする「出前授業」を実施しています。
出前授業
Ⅰ.伝統の赤、紅を知ろう-つくる技とつかう心-
対象:小学生・中学生・高校生 ※1クラス単位で実施
費用:材料費、講師交通費(応相談)
その他:プロジェクターとスクリーンをご用意ください。
プログラムの流れ
(45分授業の場合)
- 1. 導入(5分)
- 自己紹介・本日の流れの説明
- 2. スライドレクチャー(20分)
- スライドを使用し、紅の歴史や文化に関するお話をします。 紅づくり―紅花から玉虫色の紅ができるまで― 江戸時代の化粧文化 浮世絵に描かれるお化粧の謎 お宮参りや七五三など人生儀礼の中で使われる“魔除けの紅”
- 3.「紅」の体験(15分)
- 水で溶き、玉虫色の紅が赤色に変化する様子を見ます。その後、紅を使った体験をします。体験の内容は選ぶことができます。 紅点(さ)し体験 お守り作り 紅染め体験 ※合計2コマ必要
- 4. まとめ(5分)
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学校の授業でのご利用のほか、クラブ活動や放課後子ども教室等でもご利用いただけます。
ミュージアムでの展示見学・体験の受け入れも行なっています。詳しくはお問い合わせください。
(施設の規模が小さいため、受け入れの場合は人数制限あり)
Ⅱ.「最後の紅屋」から考える伝統工芸の未来
対象:中学生・高校生
費用:講師交通費(応相談)
その他:プロジェクターとスクリーンをご用意ください。
※「総合的な探求の時間」等での活用を想定しています。
「最後の紅屋」である伊勢半の江戸時代後期の創業から現代までの取り組みを紹介し、「紅」というひとつの伝統工芸を切り口に、日本の伝統的な産業の未来を考えるプログラムです。
プログラムの流れ
(50分授業×2回の場合)
第1回
- 1. 導入(5分)
- 自己紹介、本日の流れの説明
- 2. スライドレクチャー(40分)
- スライドを使用し、「紅屋『伊勢半』の歴史」、「総合化粧品メーカーへの転換」、「伊勢半の現在、そして未来」というテーマで、過去から現在、未来にかけての伊勢半の事例をお話します。
- 3. 第2回に向けての課題説明(5分)
- 身近な伝統工芸について、その現状を次回の授業までにヒヤリングやインターネットで調べます。
第2回
- 1. ワークシート記入(15分)
- 調べた伝統工芸について、未来に継承されていくための課題、課題に対する解決策の案を記入します。
- 2. グループで共有する時間(15分)
- 1で考えた解決策を少人数のグループで共有します。
- 3. 発表とふりかえり(20分)
- 2でグループ内で共有した解決策について代表者が発表し、全体でふりかえりを行います。
※体験の詳しい内容はチラシPDFをご覧ください。
講演・講師派遣の依頼につきまして
その他、講演・講師派遣の依頼につきましては、お問い合わせフォームまたは(株)伊勢半ホールディングス 本紅事業部(TEL:03-5774-0296)までお問い合わせください。